電動キックボードを購入したら、保険に入った方がいいのかな・・・
自賠責保険の加入は必須です。
最近、日本国内でも利用が増えてきた電動キックボード。公道で走れるように、購入したときから、保安部品が装備されているモデルが増えてきました。電動キックボードを購入したから、すぐに公道で走行してみよう!という方も多いはず・・・
しかし、実は自賠責保険の加入なしでの公道走行は法律で禁止されています。つまり、自賠責保険に加入せずに、公道を走ると、警察に捕まり、罰を受けます。
本記事では、加入義務となっている自賠責保険について徹底解説。いくらで加入できるかなど、費用のことから、加入場所及び方法まで幅広く解説。
✔こんな疑問を解決
- 電動キックボードに保険って必要なの?
- 費用がどれくらいかかるか不安だな・・・
- 自賠責保険、任意保険について教えて!
電動キックボードを購入した方も、これから購入する方も、本記事を見れば、電動キックボードを公道で走らせることができるようになります♪
自賠責保険とは
自動車損害賠償責任保険(じどうしゃそんがいばいしょうせきにんほけん)とは、自動車損害賠償保障法によって、自動車および原動機付自転車を使用する際、全ての車の所有者に加入が義務づけられている損害保険である。
Wikipedia
自賠責保険は交通事項における被害者を救済するためのものです。例えば運転中に人にぶつかって怪我をさせてしまった場合や、車とぶつかって運転者に怪我をさせてしまった場合に適用となる保険です。
運転中に誤って、置かれていた自転車を引いて故障させてしまった場合は対象外です。
自賠責保険の保証内容
【補償内容】
傷害による損害を与えてしまった場合 ▶︎ 120万円(最高で)
死亡による損害を与えてしまった場合 ▶︎ 3,000万円(最高で)
*後遺障害による損害に関しては別途定めあり
自賠責保険に入らなかった場合は?
自賠責保険に加入せずに、電動キックボードで公道を走った場合は、警察に捕まり罰を受けます。
他人の身はもちろん、自分の身を守るためにも、自賠責は大事な保険です♪
電動キックボードの自賠責保険
電動キックボードの場合、大きく2つの区分に分けられます。
- 原動機付き自転車(以下、原付)
- 特定小型特殊原動機付自転車(以下、特定小型原付)
どちらも自賠責の区分では、125cc以下、つまり原付の区分となります。
いくらで加入できるの?
原付の区分に分類される電動キックボードの自賠責保険料は以下のとおりです。
保険期間 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 |
保険料 | 6,910円 | 8,560円 | 10,170円 | 11,760円 | 13,310円 |
1年あたりの保険料 | 6,910円 | 4,280円 | 3,390円 | 2,940円 | 2,662円 |
保険料を1年単位で支払うと月々6,910円となります。まとめて5年支払うと、月々2,662円となります。
月々数千円の保険料で乗れるのは、魅力的ですね♪
どこで加入できるの?
- 手続き可能なコンビニ
- ・ローソン
・ファミリーマート
・セブンイレブン
【加入後にその場で手に入るもの】
- ステッカー(保険標章)
- 自賠責保険のしおり
- 保険証明書
書類の発行を待つ必要はありません。手続きをしたその瞬間から、自賠責保険に加入できます。
すぐに自賠責保険に加入できるので、コンビニから帰るときに、電動キックボードに乗れますよ♪
コンビニでの詳しい自賠責保険の加入方法や、操作方法を実際に説明している記事があるので、気になる方は是非!
自賠責保険について、自動車との違いは?
自動車を所持している方でも、自賠責保険ってどのように入った?という方が少なくないでしょう。なぜなら、自動車で自賠責保険の費用を払うのは、基本的には「車検時」だからです。
しかも、自動車の車検は自分で行うのは稀です。基本的には、販売店やディーラーに任せるのが一般的です。
なぜ、電動キックボードの場合は自分で加入するの?
車検が必要無いからです。
電動キックボードは「原付」に分類されるため、車検が必要ありません。自賠責保険が切れそうになるタイミングを覚えておき、自分で更新が必要となります。
また自動車の自賠責保険に加入する場合に必要は費用はこちら⬇
車種 | 12ヶ月 | 13ヶ月 | 24ヶ月 | 36ヶ月 |
軽自動車 | 12,550円 | 13,310円 | 19,730円 | 26,760円 |
普通自動車 | 12,700円 | 13,310円 | 20,010円 | 27,180円 |
電動キックボードの方が安く自賠責保険に加入できますね♪
電動キックボードに任意保険って必要?
なぜなら、自賠責保険でカバーできないリスクが多く存在するからです。もしものときに備えて、任意保険への加入検討をすることをおすすめします。
任意保険とは?
保険会社を通して任意で入る移動手段に対する保険です。電動キックボードで起こる全ての事故に保証をつけること可能となります。
自賠責保険ではモノに対する保障はされないからです。自賠責保険はあくまで他人に対する補償のみ!
任意保険に加入していなかった場合、何かしらのモノを破損させた場合には、かなり莫大な費用がかかることもあります。
例えば、パチンコ屋に間違えて突っ込んでしまった時・・・
もちろん、建物自体を修理する費用は支払対象。それに加えて、そのパチンコ屋が営業できなくなった時に発生するであろう想定利益(営業していたら儲かっていたであろう金額)も請求対象になる可能性があります。
何日間も営業できなければ、億単位の金額になる可能性もあります。
ファミリーバイク特約について
電動キックボードの事故について
特に海外で利用する方が急増している電動キックボード。アメリカの研究によると2014年から2018年の間に、電動キックボードの事故で入院した患者は365%増加し、総数は3,300人だったそうです。
現在、日本でもシェアリングなどの普及により、徐々に利用する方が増えてる電動キックボードですが、利用する方が増えれば増えるほど、事故する可能性も、より高まるでしょう。
おすすめの電動キックボードを幅広く解説。あなたにおすすめの1台が見つかります。
免許不要で公道が走れる!特定小型原付電動キックボードおすすめ5選
【2023年最新】公道OK!ドン・キホーテ激安電動キックボード
【子供から大人まで】免許不要のおすすめ電動キックボード15選
【2023】電動キックボードおすすめランキング16選 特定小型原付・公道走行可能